本会について

概 要

沿 革

  • 「建築鉄骨工事に関する協議会」が⻑崎県鉄構工業会の主催で開催される。参加者は⻑崎県建築課,⻑崎市,佐世保市,諫早市および島原市。

  • 「鉄骨建築物適正化協議会」が⻑崎県鉄構工業会の主催で開催される。参加者は⻑崎県建築課と⻑崎市。

  • 「鉄骨工事に関する懇談会」が⻑崎県建築課の主催で開催される。参加者は⻑崎県建築⼠会,⻑崎市,佐世保市,諫早市,大村市および島原市。

  • 「第1 回⻑崎県鉄骨造建築物適正化研究会」が⻑崎県建築課の主催で開催される。参加者は⻑崎県建設業協会,⻑崎県建築⼠会,⻑崎県建築⼠事務所協会,⻑崎市および佐世保市。

  • 「第2 回⻑崎県鉄骨造建築物適正化研究会」が⻑崎県建築課の主催で開催される。参加者は⻑崎県建設業協会,⻑崎県建築⼠会,⻑崎県建築⼠事務所協会,⻑崎市および佐世保市。

  • 「建築鉄骨シンポジウム」が⻑崎県鉄構工業会の主催で日建設計と竹中工務店から講師を招いて開催される。参加者は⻑崎県建築課,⻑崎県建設業協会,⻑崎県建築⼠会,⻑崎県建築⼠事務所協会,⻑崎市,佐世保などから約120 名。

  • 「第3 回⻑崎県鉄骨造建築物適正化研究会」が⻑崎県建築課の主催で開催される。参加者は⻑崎県建設業協会,⻑崎県建築⼠会,⻑崎県建築⼠事務所協会,⻑崎市および佐世保市。

  • 「第4 回⻑崎県鉄骨造建築物適正化研究会」が⻑崎県建築課の主催で開催される。参加者は⻑崎県建設業協会,⻑崎県建築⼠会,⻑崎県建築⼠事務所協会,⻑崎市および佐世保市。

  • 「⻑崎県鉄骨造建築物適正化研究会の発展的解消について」と題する⽂書が⻑崎県⼟⽊部まちづくり推進局建築課⻑名で関係各団体に出され,引き続き今後設⽴予定の⻑崎県建築鉄骨研究会への参加が依頼される。(資料1)

  • 「⻑崎県鉄骨造建築物適正化研究会」の活動を引き継ぐ形で「⻑崎県建築鉄骨研究会」が設⽴される。
    設⽴時の参加団体は以下の通り。(資料2)

    • ⻑崎県⼟⽊部まちづくり推進局建築課
    • ⻑崎市建築住宅部建築指導課
    • 佐世保市都市整備部建築指導課
    • (社)⻑崎県建築⼠事務所協会
    • (社)日本建築構造技術者協会⻑崎地区会
    • (社)⻑崎県建築⼠会⻑崎⽀部
    • (社)⻑崎県建設業協会⻑崎⽀部
    • (社)日本建築積算協会九州⽀部⻑崎地区会
    • (協)⻑崎県鉄構工業会
    • ⻑崎大学工学部構造工学科
    • ⻑崎総合科学大学環境・建築学部建築学科
    • 活水女子大学健康生活学部生活デザイン学科

会員

 本研究会では,原則として各参加団体から推薦された1ないし3 名の代表者をもって会員としています。令和5 年(2023 年)8 月現在の参加団体と会員はそれぞれ表1 と表2 に示すとおりです。

表1 参加団体(令和5年(2023 年)8 月現在)

  • ⻑崎県⼟⽊部建築課
  • ⻑崎市建築部建築課
  • 佐世保市都市整備部営繕課
  • (一社)⻑崎県建築⼠事務所協会
  • (一社)日本建築構造技術者協会九州⽀部⻑崎地区会
  • (一社)⻑崎県建築⼠会
  • (一社)⻑崎県建設業協会
  • (協)⻑崎県鉄構工業会
  • ⻑崎大学工学部工学科構造工学コース
  • 長崎総合科学大学工学部工学科建築学コース

表2 会員名簿(令和5 年(2023 年)8 月現在)

1宮川 忠幸建築課⻑⻑崎県⼟⽊部建築課
2諸岡 憲明建築課⻑⻑崎市建築部建築課
3花屋  透営繕課⻑佐世保市都市整備部営繕課
4修行  稔⻑崎大学名誉教授
5藤田 謙一准教授⻑崎総合科学大学工学部工学科建築学コース
6陳  逸鴻助 教⻑崎大学工学部工学科構造工学コース
7⽊場 耕志会 ⻑(一社)⻑崎県建築⼠事務所協会
8前川 浩二委員⻑(一社)⻑崎県建築⼠事務所協会耐震診断判定委員会
9陣川 好高副委員⻑(一社)⻑崎県建築⼠事務所協会耐震診断判定委員会
10平川 雅敏会 ⻑(一社)日本建築構造技術者協会九州⽀部⻑崎地区会
11岡崎 克喜常任理事(一社)日本建築構造技術者協会九州⽀部⻑崎地区会
12有馬 一郎⻑崎⽀部⻑(一社)⻑崎県建築⼠会
13上山 信宏建築委員⻑(一社)⻑崎県建設業協会
14大田 光敏建築副委員⻑(一社)⻑崎県建設業協会
15岩永 洋尚理事⻑(協)⻑崎県鉄構工業会
16成田 康雄副理事⻑(協)⻑崎県鉄構工業会
17池田 好博副理事⻑(協)⻑崎県鉄構工業会
高比良秀博委 員(一社)長崎県建築士事務所協会耐震診断判定委員会

専門委員会委員と作業部会委員

 本研究会の実務は専門委員会が担っています。専門委員会の委員は,会員から推薦された現場の第一線で活躍している技術者に委嘱しています。専門委員会の委員⻑は,専門委員の互選で候補者を選び,運営委員会(「規約と組織図」の項参照)の承認を経て会⻑が指名します。専門委員会内に必要に応じて作業部会を置くことが認められています。作業部会の委員には参加資格などの制限を設けず,多様な人材の参加を可能にしています。令和5 年(2023 年)12 月現在の専門委員は表3 に示すとおりです。

表3 専門委員名簿(令和5 年(2023 年)12 月現在)

1永田  仁課⻑補佐⻑崎県⼟⽊部建築課
2⻄平 隆行教 諭⻑崎県⽴⻑崎工業高等学校
3谷口  透常務取締役工務部⻑(一社)⻑崎県建設業協会⻑崎⽀部
(株)親和⼟建
4志田 泰孝執行役員(一社)⻑崎県建設業協会⻑崎⽀部
(株)⻄海建設
5森本 善和取締役建築企画部⻑(一社)長崎県建設業協会長崎支部
(株)⻑崎⼟建工業所
6川村 耕三参与(株)ニッチツ
7平川 雅敏(一社)日本建築構造技術者協会九州⽀部⻑崎地区会
(有)百田建築設計事務所
8久松 好己代表取締役(一社)日本建築構造技術者協会九州⽀部⻑崎地区会
(株)PAL 構造
9委員⻑岡崎 克喜代表取締役(一社)日本建築構造技術者協会九州⽀部⻑崎地区会
(株)オカザキ設計室
10陣川 好高代表取締役(一社)日本建築構造技術者協会九州⽀部⻑崎地区会
(有)堅設計事務所
11岩永 洋尚代表取締役(協)⻑崎県鉄構工業会
岩永工業(株)
12成田 康雄専務執行役員(協)⻑崎県鉄構工業会
永田鉄工(株)
13向江 洋一代表取締役(協)⻑崎県鉄構工業会
(有)向江建工
14境  貴幸代表取締役(協)⻑崎県鉄構工業会
(株)境鉄工所
15中田  繁部 ⻑(協)⻑崎県鉄構工業会
(株)境鉄工所

資料

(資料1)

平成20年10月吉日

関係各位

長崎県土木部まちづくり推進局建築課長

長崎県鉄骨造建築物適正化研究会の発展的解消について

 謹啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。本県の建築行政への日頃のご協力に対して厚く御礼申し上げます。
 さて、長崎県では平成11 年度より、鉄骨造建築物の品質の確保および技術の向上を目的として、長崎県鉄骨建築物適正化研究会を設立し活動を行って参りました。この間、平成12 年度の「建築鉄骨シンポジウム」をはじめとする各種講習会の開催、中間検査その他に関する会員間の協議、建築鉄骨工場見学会、鉄骨建造物現場見学会などを実施し、その役割を果してきたところであります。
 しかしながら、耐震偽装問題に端を発した平成19 年6 月の改正建築基準法の施行により建築確認業務が大幅に変更され、その膨大な作業量の増加の余波を受けて本研究会の活動に影響が出始めてきております。また、全国的な状況として、産・官のみでなく産・官・学が協同して同様な活動を行う傾向にあり、鉄骨造建築物をより健全なものにしていくためには、今後この三者が密接に協力することが極めて重要であると考えられます。
 以上の事情に鑑み、関係機関の皆様のご理解を得て、本研究会を発展的に解消させたいと考えおります。なお、今後は別添に「長崎県鉄骨建築研究会趣意書」(案)にあるとおり、研究者を会員として加え再構成し、新たに産・官・学からなる「長崎県建築鉄骨研究会」が設立されることとなると考えております。
 つきましては別添同意書に同意の有無を記載の上返送していただきますようお願い申し上げます。ここに、これまでの委員各位のご協力に対して深く謝意を表しますとともに、引き続き今後設立予定の長崎県建築鉄骨研究会にご参加下さるよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

謹白

(資料2)

長崎県建築鉄骨研究会設立趣意書

 平成12 年に施行された改正建築基準法と告示によって建築骨組の性能規定形設計の概念が導入され、さらに耐震偽装問題を受けて平成19 年6 月に施行された新たな改正建築基準法で建築確認・検査が厳格化されました。同時に、鉄骨工場性能評価業務に関係する指定確認検査機関指定準則も改正され、平成20 年6月からの適用となったため、鉄骨工場性能評価業務を主たる業務とし、指定確認検査機関指定準則に則った「株式会社全国鉄骨評価機構」が、「社団法人全国鐵構工業協会」から分離独立した新会社として設立されました。建築鉄骨の品質が、社会的にますます注目されてきていると言えるでしょう。
 このような状況下において、建築鉄骨に関係を持つ人々や団体は何をなすべきでしょうか。建築鉄骨の製作管理事項には、遵守すべき法令や新しい知見、新技術がしばしば導入されます。この重要な情報を、発注者、設計者、製作者が迅速にかつ正確に把握し、その共通の認識のもとで速やかに現実の建築鉄骨に反映させるシステムを作り、それを機能させていくことが重要であると考えられます。
 長崎県では、既に平成11 年度に県土木部建築課の主導で「長崎県鉄骨造建築物適正化研究会」を設立し、前記の役割を担って活動を続けて参りましたが、全国的な流れを受けて、これを発注者、設計者、製作者の三者と関わりが深く触媒的な立場にある研究者を会員として加えて再構成し、新たに産・官・学からなる「長崎県建築鉄骨研究会」を設立することと致しました。

 平成20年11月吉日

発起人:

長崎県
長崎大学工学部構造工学科
(社)県建築設計事務所協会
(社)日本建築構造技術者協会
協同組合 長崎県鉄構工業会